風俗店の講習とは?3つの種類から気になる実技講習の流れまで解説!
近年の風俗店における講習内容は、初めて風俗店で働く女の子も安心して受けられるように、さまざまな工夫がされています。今回は、風俗店が行う講習について、目的や種類、さらに詳しい講習内容も解説します。講習に対して不安を持つ女の子は、必見です。
一般的な企業においても、従業者・スタッフに対して研修を行うように、風俗店にも「講習」と呼ばれる研修が行われます。
しかし、風俗の求人情報には基本的に、詳しい講習内容が記載されません。
そのため、風俗のお仕事が初めての人の中には、風俗店の講習に対して「セクハラをされるのではないか」など不安な気持ちが芽生えている人も多いのではないでしょうか。
実際、風俗店の講習は女の子が安心して受けられ、かつ不安なく働き始められるように工夫されています。
そこで今回は、風俗店が行う講習について、目的や種類から講習内容まで徹底的に解説します。
目次
1. 風俗店が行う講習とは?どんな目的がある?
2. 風俗店の講習は3種類
- 2-1. 口頭・マニュアル講習
- 2-2. DVD講習
- 2-3. 実技講習
3. 風俗店における実技講習の流れ
- 3-1. 風俗業態別の講習内容
まとめ
1. 風俗店が行う講習とは?どんな目的がある?
風俗店で講習を行う第一の目的は、「女の子の接客や技術レベルの確認」と「女の子の仕事に対する不安の払しょく」です。
風俗のお仕事もれっきとした接客業となります。さらに、最初からお客様と2人きりの状態で接客をするため、すぐにスタッフにフォローしてもらうことができません。
最初の接客をする前に、知識のあるスタッフからの講習を受けることにより、基本的な接客・技術方法を知ることが可能です。
さらに、基本的な接客・技術方法を知ることにより、初めてのお客様にも不安なく安心して対応することができます。
講習の内容は、性的サービスのやり方だけではありません。
接客スキル・マナーや気配りのポイント、さらに道具の使い方やなど、風俗嬢として働くために欠かせない作業内容を教えてもらえます。
2. 風俗店の講習は3種類
かつて、風俗店の講習は「実技講習」がほとんどでした。
しかし最近では、実技講習を嫌がる女の子が増えてきたことや、男性の間で素人女性が流行した影響により実技講習以外でも「口頭・マニュアル講習」や「DVD講習」も主流となっています。
では、各講習はどのように行われ、どのようなことを学ぶのでしょうか。
ここからは、各講習の内容とメリット・デメリットを詳しく解説します。
2-1. 口頭・マニュアル講習
口頭・マニュアル講習は、マニュアルのイラストや写真を見ながらサービスについて学ぶ講習です。
接客スキル・マナーや気配りのポイント、さらに道具の使い方やなど、風俗嬢として働くために欠かせない作業内容を教えてもらえます。
講習時間は20分程度と、比較的短時間で終了します。
座学のみで終わるため、身体的な負担が少ないことが特徴です。
しかし、実際のプレイのコツは頭でイメージするしかありません。
接客スキルが上達するまで時間がかかる分、お客様に評価されづらく、指名を多く得られるまで時間がかかる傾向にあります。
口頭・マニュアル講習のメリット
・座った状態で行うため、体力を使わない
・自分のペースでマニュアル読み返し、勉強できる
・衣服を脱ぐ必要がなく、スタッフ・指導員に裸を見られない
口頭・マニュアル講習のデメリット
・身体で理解するまでに時間がかかる
・本指名に繋がるまで時間がかかる
2-2. DVD講習
DVD講習は、お店が作成した「プレイ内容や接客方法についてのDVD」を観て学ぶ講習です。
講習時間は30~120分と、幅広いことが特徴です。
大手グループ店などで多く採用されています。
DVD講習は、プレイの流れなどを動画で観られるため、実際のプレイがイメージしやすいことが魅力です。
また、動画を閲覧するだけであるため、体力を使わずに受講できます。
ただし、テクニックについては身体で覚える必要があるため、技術を正しく習得するためには実際の接客を経て覚えなければなりません。
DVD講習のメリット
・座った状態で行うため、体力を使わない
・DVDを繰り返し視聴し、自分で勉強できる
・衣服を脱ぐ必要がなく、スタッフ・指導員に裸を見られない
DVD講習のデメリット
・身体で理解するまでに時間がかかる
・本指名に繋がるまで時間がかかる
2-3. 実技講習
実技講習は、プレイの技術や接客マナーを実際に体験しながら学ぶ講習です。
講習時間は60~90分と、他の講習に比べて比較的長いことが特徴です。
これまで、店舗の男性スタッフや店長が行うことが基本だったものの、男性相手の実技講習に不安を持つ女の子が多かったことから、現在では女性指導員を採用している風俗店も多く存在します。
また、男性スタッフが実技講習を担当する店舗においても、射精禁止などのルールが設けられている場合がほとんどです。
実技講習のメリット
・実際のプレイ内容を身体で覚えられる
・仕事に対する不安がなくなる
・早い段階で本指名に繋がりやすい
実技講習のデメリット
・体力を使う
・男性スタッフによる指導に抵抗がある場合は、指導員の性別を事前に確認しなければならない
3. 風俗店における実技講習の流れ
「口頭・マニュアル講習」「DVD講習」「実技講習」の中でも、風俗店で初めて働く女の子に特におすすめの講習が実技講習です。
実技講習は、指導員に裸を見られることに対する抵抗感はぬぐえないものの、確かな知識を持ったうえで働き始めることができ、お客様からの評価も期待できます。
また、実技講習はお客様に行うサービスを、工程ごとに詳しく学ぶことができます。
ここからは、風俗店における実技講習の流れを、工程別に詳しく解説します。
シャワーの浴び方
シャワーはお客様の身体をきれいに洗うだけではなく、男性器に湿疹などの異常がないかを目でチェックする大切な時間です。
お客様の服の脱がせ方・身体の洗い方・衛生状態の確認方法・会話の盛り上げ方を学びます。
また、風俗ではお客様にシャワーで歯磨きやイソジンでのうがいをしてもらいます。
歯磨きのタイミングや、上手な促し方も教えてもらいましょう。
キスの仕方
風俗では、舌を使ったディープキスは基本的なプレイとなります。
実技講習では、問題なくディープキスができるかの確認をしてもらったり、上手なディープキスの方法を教えてもらったりします。
全身リップの仕方
全身リップとは、唇や舌を使ってお客様の全身を愛撫する風俗ならではのプレイの一つです。
全身リップは、慣れてくると手抜きをする女の子が多いため、丁寧に行うことでお客様からの高評価に繋がります。
お客様が喜ぶ全身リップの流れや方法を学びましょう。
手コキやフェラの仕方
手コキやフェラにも、お客様に喜んでもらえるテクニックがあります。
手コキは握り方や握る強さ、動かし方をお客様に確認しながら行う方法を学びましょう。
フェラは基本的なプレイからエロティックな見せ方を学びます。
どちらもお客様をフィニッシュに導く、大切なプレイです。
素股のやり方
素股は、風俗ならではのプレイです。
プライベートで行う女の子は少ないため、習得のためにしっかりと教えてもらいます。
素股には複数の体位があるため、それぞれの体位のコツや動かし方を学びましょう。
本番行為のかわし方
お客様は、ルールを守って遊ぶ人がすべてではありません。
中には、盛り上がるあまり本番行為を求めるお客様も存在します。
実技講習では、本番行為を求められた際に上手に断る方法も講習で教えてもらうことが可能です。
3-1. 風俗業態別の講習内容
ここまで、風俗店における基本的な講習内容について解説しました。
しかし、講習の細かな内容は、どの風俗店も同じというわけではなく、業態やお店によっても異なります。
最後に、風俗の業態別の講習内容を紹介します。
ヘルス
箱ヘルやデリヘル・ホテヘルは、風俗ならではのプレイ「素股」が特徴で、初めて風俗で働く女の子に対しては実技講習を行うことが一般的でした。
しかし最近では、口頭・マニュアル講習やDVD講習による講習も増加しています。
また、知識のある女性指導員による実技講習を行っているお店も多く存在します。
ソープランド
ソープランドでは、丁寧なサービスや専門性の高いテクニックが要求されるため、風俗店での勤務経験を問わず実技講習を行う店舗がほとんどです。
先輩風俗嬢や元風俗嬢の指導員が、勤務時間中に講習してくれるお店も少なくありません。
ただし、ソープランドの場合は大衆店と高級店で講習の内容に大きな違いがあるため、面接時などに確認しておきましょう。
風俗エステ
本格的な風俗エステでは、お客様を満足させるマッサージ技術が必要です。
そのため、ほとんどの店舗で実技講習が行われます。
中には、入店後も定期的に講習が受けられる店舗もあり、教育体制が非常に整っていることが特徴です。
まとめ
風俗店では、女の子が安心して働けるようにするために、接客マナーやプレイのテクニックを教える講習を行っています。講習を受けることで、自信を持って働き始められるでしょう。
これまでの講習は、実際のプレイを体験して覚える「実技講習」が主流でしたが、現在では口頭やマニュアル、さらにDVDを使って学べる講習も増えています。
また実技講習であっても女性指導員を採用するなど、初めて風俗店で働く女の子も安心して受講できる工夫が行われています。
風俗店における講習は、風俗嬢としてのスキルアップの面でも重要です。
ここまでの内容を参考に、安心して講習を受けてください。